吉田松陰の妹・杉文(楫取美和子)の物語|2015年大河ドラマ「花燃ゆ」

前原一誠(まえばらいっせい)

 長州藩士、参議。
 生没年、天保5年(1834年)~明治9年(1876年)。享年43。

 

 天保5年(1834年)、萩で生まれます。
 松下村塾で学び始めたのは24歳という遅い年齢でした。松陰には誠実な人柄だと評されました。

 

 松陰が処刑された後、高杉晋作らが挙兵すると、これに参加して共に戦います。

 

 第二次長州征伐では参謀役として活躍します。

 

 明治維新後は新政府で参議となり、軍略家として有名な大村益次郎が暗殺されるとその後を継ぎました。しかし、この頃から新政府に疑問を感じ始めます。

 

 政争に敗れ故郷の萩に帰ると、新政府に不満をもっていた士族が一誠のもとに集まるようになり、明治9年(1876年)、一誠を首領とした叛乱が勃発します。

 

 しかし、たった200人の士族ではどうすることもできず、政府軍によって1ヶ月足らずで鎮圧されてしまいました。一誠は捕らえられ処刑されました。享年43歳。

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