吉田松陰の妹・杉文(楫取美和子)の物語|2015年大河ドラマ「花燃ゆ」

周布政之助(すふまさのすけ)

 長州藩士。
 生没年、文政6年(1823年)~元治元年(1864年)。享年42。

 

 長州藩の門閥士族に生まれ、父や長兄が相次いで亡くなったことにより、家督を継ぎます。

 

 黒船が来航した嘉永6年(1853年)に、保守派の椋梨藤太が罷免されると、代わりに政務役のトップにつきます。財政再建や軍制改革に着手するともに、桂小五郎や高杉晋作といった人物を抜擢します。

 

 藩論が保守派が提唱する「航海遠略策」に傾こうとすると、はじめのうちはそれに支持します。しかし、久坂玄瑞や桂小五郎らに説得され、攘夷指示にまわると、藩論は一気に攘夷でまとまりました。

 

 しかし、禁門の変により立場が苦しくなり、元治元年(1864年)に切腹。享年42歳。

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